ネタバレ特になし。
2巻は持ってなくてね。
いよいよ「思想」めいてきてはいるのだが、作者自身「未熟」「戦後民主主義にどっぷり」みたいなツッコミを(後から)入れているように、表層・語り口のパワーとは裏腹に、思想それじたいには空転の印象を拭えない。
まあ「戦後民主主義にどっぷり」というのは現時点から見て「穏当」の思想なので、それがいいことなのかどうか、その評価だけだろう。
評価はC+。
- 作者: 小林よしのり
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 1999/06/01
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 2回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
- 作者: 小林よしのり
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 1999/07/01
- メディア: 文庫
- 購入: 1人
- この商品を含むブログ (3件) を見る