『コロコロ伝説』に関しては口を噤む。
近作ではネタに詰まったのかコピーライティングで読ませようという意図が感じられたりとあんまりな印象がありましたが、この巻は原点回帰の感。
『あしたのジョー』の話はベタっちゃベタだけど、このマンガ本来の「マンガ漫画」としてのオーソドックスな面白さを呈示しているし、「漫画好き」は佐藤江梨子にでも読ませてやりたい。*1あとは今まで意外と少なかった古本探偵モノ、「笹山'sエンジェル」も面白かった。
- 作者: 芳崎せいむ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/05/30
- メディア: コミック
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*1:『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』、観る前からこれだけ悲惨な出来が予想できる映画もないと思う。あ、でも原作的には正しい。