深水黎一郎『第四の暴力』光文社文庫

ネタバレ注意。

マスコミによる報道被害を題材にしたブラック・スラップスティック連作。

令和も五年を迎えたこのタイミングで、なぜこんな手垢の付きまくった題材を選んだのか分からない…それこそ四半世紀前に筒井あたりが散々やってるだろうと。

今あえてこれをやる新味、批評性も見出せなかった。

評価はC-。