ネタバレ特になし。
「ジョーク集」というよりは、それを合間に挟んだイスラム文化紹介の本。
そのかみ合わせは別としても、とっつきのいい仕上がりにはなっていると思う。「イスラム」という大きな文化圏の中にも、様々な文化がある、ということやね。ラマダーンも厳格なものになると唾すら飲まないとか、面白かったな。
でも「浮気の代償」(タンスを投げる話)とか「凶暴な民族の村」(果物をナニする話)とかは、イスラム・ジョークじゃなくてアメリカン・ジョークでもまったく同じものがあるけど…確かに出色の完成度、アーキタイプっちゅーやつやねw
評価はB。
- 作者: 早坂隆
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2007/03
- メディア: 文庫
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