ほっこりあたたかい気持ちになれるマンガ。
基本悪人が一人も出てこないのがいいよね。揃いも揃って無神経な男性陣の振る舞いが、適度なスパイスになることはあっても。
「花と惑星」三部作ではやっぱり「睡蓮」が一番良かったので(せつねー)、「春の蕾」でのフォローはなんとも嬉しいものでした。ラストはややトゥーマッチ・ロマンティックな感はありますが、絵柄とあいまったファンタジックな世界観の中で違和感なく読むことができます。やっぱり画面構成が上手ですね、この作家は。
- 作者: 谷川史子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/07/14
- メディア: コミック
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