『ミーン・ストリート』

DVD。
ニューヨークのイタリア系チンピラの友情物語(?)。
イタリアン・マフィアというにはかなり牧歌的な雰囲気なので。スコセッシ×デ・ニーロだったので期待したのだけど、なんかストーリィにあまりにも起伏がなく、演出にもレトロ風味以上のものを見出せず、正直に言うと退屈だった。
金にだらしないジョニー(デ・ニーロ)を親友のチャーリーがかばい続けるだけのお話。若きデ・ニーロはひょろっとしててイメージ違うけど、要所では見事に軽薄に壊れてた。チャーリーをずっとかっこいいなあと思って観てたけど、こっちも若きハーヴェイ・カイテルやってんね。『レザボア・ドッグス』あたりとこっちも全然イメージ違うわ。
そんな彼らが叩き落とされるラストのてんやわんやだけ、カオティックで面白かったかな。アートスクールがEPのタイトルにしてたけど、世界観カケラもないわ。

ミーン・ストリート [DVD]

ミーン・ストリート [DVD]