原泰久「キングダム 11-15」集英社ヤングジャンプコミックス

対趙戦争。
李牧が典型的*1だと思うけど、筆力が向上した段階で出てくるキャラのが、既存の主要キャラより魅力的なのがちょっと微妙。王騎がスベり気味なのが残念だわ。そこに関連して言えば、10巻ラストで面白そうだった信の「修行」が、趙戦のテンションと共にどっかいっちゃったのも残念。詳しく書いてほしかったなー最初巻飛ばしたかと思ったぜ。そこで王騎ハネたかもしれんのに。
まあ、こういう群雄割拠な戦国合戦絵巻において、主人公方/敵方の彼我が不分なほどに人物を描くってのは、作品を魅力的にする必要要件だと思うので、正しい方向には進んでいると思います。
でもやっぱり王騎は残念…。

キングダム 11 (ヤングジャンプコミックス)

キングダム 11 (ヤングジャンプコミックス)

キングダム 12 (ヤングジャンプコミックス)

キングダム 12 (ヤングジャンプコミックス)

キングダム 13 (ヤングジャンプコミックス)

キングダム 13 (ヤングジャンプコミックス)

キングダム 14 (ヤングジャンプコミックス)

キングダム 14 (ヤングジャンプコミックス)

キングダム 15 (ヤングジャンプコミックス)

キングダム 15 (ヤングジャンプコミックス)

*1:ホウケンは微妙…。