ネタバレ一応注意。
シリーズ三作目の短編集。
相変わらずヌルい作風だけど、短編はまだ読めるな、という印象も変わらず。
アイデアはそれぞれ凝らされていて、ずっと寺中で進行する表題作は雰囲気ちょっと『鉄鼠』みたいだし、「産土」のどんでん返しもまあベタだけど、こういうこともやりたい人なんだ、と思ってちょっと見なおした。
…でもまあ、持ってるの最後だし、これでさようならだな。
評価はC。
- 作者: 畠中恵
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/12/01
- メディア: 文庫
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