林郁夫『オウムと私』文藝春秋

ネタバレ特になし。

教団治療省大臣にしてサリン事件実行犯による回顧・懺悔録。

K大卒のエリート医師がカルトに取り込まれていく様が詳細に描かれており、やはりこういうのは(主観と自己弁護を客観視した上で)当事者証言にあたるに如くはないな、と思った次第。まあオウムに自分が連れてきた(らしい)看護師との関係性はかなり捨象されてる気がするが…。

サリン事件実行に至るあたりの緊迫感と、同時に立ち現われている眩暈感は、犯罪心理実話としてなかなか読ませるものがあります。

記録のみ。