『百年と希望』

@横川シネマ

結党百周年の前後、日本共産党の党員たちの営為を描くドキュメンタリ。

しかしゴールドマンサックスだかなんだか知らんけどさ、なんであんなアゲることで逆にマウント取りに来てる萩生田の横で壊れた玩具みたいに腕振り上げ続けてる公明党通らせなあかんのだとは思うな。不覚にも若干泣いてしまったけど、「皆の幸せが私の幸せ」なんてピュアな台詞にあれだけの確信込めて語れる人はそれだけでなかなかに貴重だろう…同時に国政選挙における争点の設定とその浸透ってのがいかに難しいものかってのも思い知らされたけど。つかあの対立候補はそれ以前の問題だけど。

映画としてはもうちょっと抑揚と起伏が欲しかったように思う…まあ『FAKE』とか『香川1区』なんてのは奇跡みたいなもんなのかもな。

しかし劇場、見事にご老体ばっかりで、おそらく唯一の三十代以下観客としてはいろいろと心配になるところはあったよ…。