町田康『猫とあほんだら』講談社文庫

ネタバレ一応注意。

猫エッセィの第三弾。

今回は伊豆移住がメイン、シャアとのお別れこそあれ、いたましさ哀しさは比較的少なめで、のほほんと読めました。猫たちが容易に人に慣れない様子には考えさせられるところはあるけれど、それゆえのおかしみが醸されているのも事実ではあって。

シャンティ―と徳利には笑いました。

評価はC+。