古川日出男『おおきな森』講談社

ネタバレ一応注意。

ガルシア=マルケスボルヘスコルタサル宮沢賢治小林秀雄坂口安吾らが紡ぐ幻想大長編。正式なタイトルは「森」の下にさらに木が三つ。

古川にせよいしいしんじにせよ、かつて憧れた作家たちがどんどん先鋭的になって、ついていけなくなる事例が多くて、正直に寂しい思いをしています。

満州とか興味のある題材だし、900頁の大長編読みきれるんだから、面白くないわけではないんだけど…。

記録のみ。