『シン・エヴァンゲリオン劇場版』

@109シネマズ広島

と、いうことで広島に転勤して参りましたので、近所のシネコンエヴァを観にきました。

前作で耐性は取り戻されたので、鷹揚な自分を意識しながら観ることができました。ストーリィの脈絡とか、細部の意味付けとか、些末な事に気を取られず、映像の迫力とスケール、縦横無尽の音楽、そして四半世紀付き合ってきたキャラクタたちのドラマに身を任せて。

その意味ではまあ、なんとなく決着がついてよかったよね、という感じでしょうか。ここまでゲンドウがフィーチャされるのは意外だったけど、総監督のモードがそうなんでしょうね。ひたすら有能ぶり発揮して液状化していった副指令も、もっと内面観たかった気がするけど、それこそ些末事か。

FF7Rエアリスからの流れで坂本真綾キャラに魅入られる傾向になってしまっていて、その意味でも終盤はなかなかよかったな。四半世紀付き合った作品の感想の〆がそれでいいのかと思いつつ…再見。