井上順孝（責任編集）／宗教情報リサーチセンター（編）『情報時代のオウム真理教』春秋社

ネタバレ特になし。

主に強制捜査前までの教団内外資料をベースに、教団が内部的に／対外的に行ってきたメディア活動・活用、および社会の側がそれをどう取り扱ってきたのかを論じる論文集。

聞いてた通りいい本でした。カルト化／陰謀史観化、テロリズムへの接近、という過程が、現代への射程を含んで分かりやすく整理されている。

しかし《わたしはやってない　潔白だー》って、あんな切り取られ方してたんだなーって、四半世紀を経ての衝撃がありました。

記録のみ。

情報時代のオウム真理教