A.ワイズマン/鬼澤忍(訳)『人類が消えた世界』ハヤカワ文庫NF

ネタバレ特になし。

「人類が消えた」後、地球がどのように変化するかを記述する、サイエンス・ノンフィクション。

もっとSF的な思考実験が行われるのかと思ったんだけど、現代に至る生態系の歴史や、環境問題のトピックを挙げることに主眼があって、「人類が消えた世界」の描出はむしろ添え物だった。

マイクロプラスチックや、原子力の問題等、意義は充分に理解するけど、思てたんとは違ごてた。訳も生硬で、全然頭に入ってこなかったな…。

いろいろと残念。

評価はC。