2020-11-26 いしいしんじ『白の鳥と黒の鳥』角川文庫 reading ネタバレ一応注意。メルヘン短編集。最近の才気走りっぷりに若干ついていけてない身からして、初期っぽい作風の作品が多くて愉しめました。にしてもキレキレではあるけど。「カラタチとブルーベル」はかわいらしく、またラストの熱さにやられたし、珍しく和風テイストの「紅葉狩り顛末」もかっこよかった。あと「薄桃色の猫たち」のイメージ、ビビるぐらいグロテスクだったな…。評価はB-。白の鳥と黒の鳥 (角川文庫)作者:いしい しんじ発売日: 2008/11/21メディア: 文庫