連城三紀彦『虹の八番目の色』幻冬舎文庫

ネタバレ注意。

信州の農家を舞台にした、三代に渡るすったもんだ…主に男女関係の修羅場と愁嘆場…を描く長編。

…うーん、コレ読まされてどないせえゆうね、というやつだった。物語もその中での感情も、いろいろと錯綜・反復していて、なんかうるさいし、しつこい。どうでもいいわ!ってなった。ところどころいい描写があったりはするけど…。

こうしていろいろ読んでくると、作家のイメージもちょっと変わってきたな。花葬シリーズだけ読んでりゃよかったかもw

評価はC。