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1961年の台北、不良少年たちの生活と抗争を描く青春ドラマ。
236分の長尺、正直言って何回か落ちたけど、映画としては緊張感を保って、見どころの多い作品だった。
ストーリィはまあ、ファム・ファタル小明の存在感ぐらいで、これといって感興はなかったけど、画が美しいと思う。日常描写は、生活美とでも言うべきリアルな落ち着きがあるし、抗争シーンなどの陰影も芸術的だった。劇内演奏を除けば皆無と言っていい音楽演出も、作品のソリッドな印象に大きく貢献していたと思う。これを236分、観るのも大変なのに撮るっていう執着、バリヤバ。
小猫王、かわいかったなー。