『eastern youth 日比谷野外大音楽堂公演 2019,9,28』

@名古屋シネマテーク

昨年の日比谷野音公演の劇場公開版フィルム。

演奏とMCのみ、ストイックなライヴ・ドキュメンタリだったけど、(吉野さん通常比MCが控えめな以上)演奏がなにより雄弁であって、それを迫力たっぷり*1に見せてくれた川口潤監督はさすが安定の仕事。どの曲か忘れたけど、オーディエンス→照明のホワイトアウト→バンドにパンしたカット、かっこよかったっす。

劇場版のウリであろう音響面に関しては、最初「ソンゲントジユウ」では低温がモコモコして聞こえ、ギター聞こえねーと思ったけど、「砂塵の彼方へ」あたりでは耳が慣れたのかジャストな感じになってた。初期楽曲のダミ声も、要所でのギターの鳴きも堪能できました。

満足してロビィに出たら、ポスタでフルのセットリストを知って、「たとえばぼくが死んだら」はやらなかんやろとか、「矯正視力」の村岡さんコーラスと(多分やったであろう)アンコールでの村岡さんMC聞きたかった*2とか、「歌は夜空に消えてゆく」は序盤「夏の日の午後」・中盤「サンセットマン」と野音ならではの対照があってよかっただろうにとか、主に劇場版制約でカットされた部分での、更なる要求が湧いて出ました。

劇場で観たらセルはいいか、なんてファンにあるまじきことを考えていたけど、どうやらこれは買わざるを得ないのか…。

*1:吉野さんの第何歯が銀歯なのかまで把握できたw

*2:ファン。「荒野に針路を取れ」楽しそうでよかった。