貫井徳郎『壁の男』文春文庫

ネタバレ注意。

ある町を、原色の絵で埋め尽くした男の人生を描く長編。

もっとこう、アウトサイダー・アートをテーマに、意外性のあるアート・ミステリが読めるんじゃないかと期待していたんだけど、全然違って、ベタな上に辛気臭いお涙頂戴話が延々と続いて厭になりました。

評価はC-。

壁の男 (文春文庫)

壁の男 (文春文庫)