歌野晶午『Dの殺人事件、まことに恐ろしきは』角川文庫

ネタバレ一応注意。

乱歩の代表作を、現代のテクノロジィをもって翻案した短編集。

全集を読破した甲斐(?)があって、元ネタ知ってるで!という余裕をもって読めた。

表題作が一番充実してたかな。VRネタもハマってたし。他では「陰獣幻戯」もまとまりがよかったし、「人でなしの恋からはじまる物語」も、珍しくハートフルでよかったw

評価はC+。

Dの殺人事件、まことに恐ろしきは (角川文庫)

Dの殺人事件、まことに恐ろしきは (角川文庫)