2019J1参入プレーオフ1回戦 大宮アルディージャ 0-2 モンテディオ山形

2019.12.1@NACK5スタジアム大宮

ここにきてシーズン屈指のグッドゲーム炸裂で、まずは一つ目の下克上。

粘り強く、そしてあくまでもチーム全体が前を向いて戦った。挑戦者としてプレーオフに挑む、見本のような戦いぶりだった。対して大宮は全体的に後ろに重く、消極的で、これもやはりレギュレーションが上位チームにもたらすメンタル面での影響を象徴するかのような内容。シモビッチ*1や奥抜を早々に下げたあたり、その影響は必ずしも選手だけにあったものではないように感じた。

出場した皆が素晴らしかった。駿は前半精度が足りなかったし、バイアーノは「走れ!」「競れ!」「身体張れ!」ってゴール裏の一体感を高めたのがメインだけどw 特には殊勲の祐也、キレキレの井出と坂元、積極性が光って二点目の起点になった柳、それに増してこの試合特筆したかったのは、ゲームコントロールに潰しにと八面六臂の本田拓也、ビビらずに高い位置取り続けて対面のイッペイシノヅカを機能させず、パスミスでヒヤリとさせながらも素晴らしい落としで二点目をアシストした山田拓巳、前キャプテンと現キャプテンの魂のこもった仕事ぶりだった。「山形の魂のような選手」だって、悠介ウチのキャプテン褒めてくれてありがとう。ベテランがいいチームは強いね、前回のザキと竜也に見劣りしないよ。

さあ、でもまだここは三合目。今日みたいな試合をすれば、多分どこにも勝てる。自分たちを信じて、あと二つ。

*1:めっちゃ怖かったけど、カード出させて早い交代に繋げたウチの守備陣の勝利やね。