島田荘司『確率2/2の死』光文社文庫

ネタバレ一応注意。

プロ野球選手の子供の誘拐事件から幕を開ける、吉敷竹史シリーズの長編。

うんまあ…いつものパワーで読まされてしまうけど、一発アイデアのチープなノベルス・ミステリではある。

甲斐佳子さんの造形がアレなのは毎度の島荘女性観バイアスとしても、吉敷がめっちゃ薄っぺらいのが衝撃的だったなー。初期ではこんな感じだったんか…。

評価はC。

確率2/2の死 (光文社文庫)

確率2/2の死 (光文社文庫)