C.ライス/小鷹信光(訳)『死体は散歩する』創元推理文庫

ネタバレ一応注意。

1930年代、アメリカのラジオ業界を舞台に、勃発する連続殺人を描くミステリ。

ストーリィのテンポ感、歯切れのいい訳文、適度なユーモアで、あっという間に読ませてくれるユーモア・ミステリの佳作。

登場人物の多い割にプロットとしては簡素だけど、リーダビリティに評価軸を置けばそれもまた美点の一つかと。

評価はB-。

死体は散歩する (創元推理文庫)

死体は散歩する (創元推理文庫)