金城一紀『対話篇』新潮文庫

ネタバレ注意。
中編集。
作品の雰囲気や、描写・台詞の端々に心惹かれるものがないわけではないのだが、死とか病というものをドラマの中心に据えられてしまうと、やはり身構えてしまうものはある。感動を煽られている*1ように思えてしまって。
人と人との、真に通じ合った「対話」を描くにあたって、それが不可欠だとは思えないのでした。
評価はC+(多分再読だけど憶えてない)。

対話篇 (新潮文庫)

対話篇 (新潮文庫)