元傭兵の「戦闘インストラクター」、ジェド・豪士の活躍を描く、ミリタリー・アクション。
骨太でハードなストーリィに、流麗な浦沢作画がやわらかさとヒューマニズムを加え、質の高いマンガ作品になっていると思います。当時の社会情勢がダイレクトに反映されてて*1現代史の勉強にもなるし、政治思想的にも東西、左右、いずれにも目配りがされているのでは。
基本的にはミリタリー系のディテールとアクションを読むべき作品だろうけど、個人的には3巻「ミュンヘンの休日」的な、余韻のあるお話が好きだったな…。
パイナップルARMY (Operation 1) (小学館文庫)
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*1:しかし人類、一切の進歩がねえな…。