ネタバレ注意。
沖縄の原生林を舞台に、宝探しと殺人事件が描かれる、サヴァイヴァル・ミステリ。
主人公に一定以上の知性が感じられない一人称というのは、こんなにも苦痛なものだったかと思った。救助を求めに行く途上で、転んでGPS放り投げたり、車のキィ忘れたりと一人でドタバタしてるあたり、コイツ今すぐ死んでくれねえかなと思いました。
…まあそれはそれとして、面白かったのは野生動物に関する薀蓄の部分ぐらい。暗号も主眼とするにはちょっと安いですかね。
評価はC。
- 作者: 鳥飼否宇
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2003/10
- メディア: 文庫
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