ネタバレ注意。
肉食恐竜の化石が展示された館で起こる殺人事件を描く、狩野俊介シリーズの長編。
今までの長編では一番よかったかも…メカニカルなトリックはシンプルで、このテのトリックに一番大事な必然性も認められる。
犯人の造形にも味わいがあって、シリーズのビルドゥングス・ロマン要素にも馴染んでるように思った。…つか、自分が病み上がりなもんで病人キャラにシンパシィがあんのかもw
評価はC。
- 作者: 太田忠司
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2016/12/16
- メディア: Kindle版
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