森田まさのり「ろくでなしBLUES 4-6」集英社文庫

太尊登場編4〜6。
成吉登場と、修学旅行(vs極東)がメイン。ヒロトとか富士雄とか渡久地兄弟とかも初登場だけど、些末だな。
修学旅行編のラスト、文尊と用高のセリフが唐突で薄ら寒くなっているのに象徴的なボクシング描写の不備は、成吉というそのキィになるキャラクタが出てきても相変わらずの印象。やっぱりまだヤンキーロマンティシズムが幅効かせてるけど、極東戦は辰吉周辺でアクション描写も見所あるし、前後で島袋の兄貴も大活躍(?)だしでまあ、楽しくはあるわ。
あと不満は、女性キャラの浅さだなー。千秋とかハニカむか泣いてるかの二択じゃん。ヤンキー高校の女子生徒なんてそんなもん、という主張なのかもしれないが…。

ろくでなしBLUES (5) (集英社文庫―コミック版)

ろくでなしBLUES (5) (集英社文庫―コミック版)