ネタバレ特になし。
タイトル通り、「新左翼/社会状況」とか、「革命左派/赤軍派/社会状況」とか、「連合赤軍/警察・メディア」とか、運動/事件のフェーズごとに、運動体の状況を並列させて年表にした本。
概観するにはなかなかいい構成だと思ったし、お勉強にはなったけど、史料以上のものではなかったな。巻末の植垣康博インタヴューも、いまいち意味の掴み難い内容だった。
しかし編者、元ブント系活動家の編プロ主宰者らしいけど、「れいにん」て名前が本名だって話は凄いな。活動中は名前から来るプレッシャがハンパなかっただろうな、と他人の過去に要らぬ心配をしたのがこの本最大のインパクト。
評価はC。
- 作者: 椎野礼仁
- 出版社/メーカー: 彩流社
- 発売日: 2002/08
- メディア: 単行本
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