ネタバレ特になし。
ようやくの随筆集パート。
同性愛研究やそれにまつわる過去のおもひでエッセィにやたらと力入ってるのがちょっとアレだけど、同時にもちろん探偵小説の地位向上を目指したシャカリキぶりも涙ぐましいところ。
自虐芸と表裏一体なのか、他作家の推輓は上手だね。夢野久作「あやかしの鼓」がdisられてるのはちょっと納得のいかないところだけど…嫉妬ちゃうか。あと谷崎のそれっぽい作品はやっぱちゃんと読まなかんと思った。
評価はC。
- 作者: 江戸川乱歩
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/10/12
- メディア: 文庫
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