ネタバレ特になし。
もっとスノッブで、鼻持ちならない感じかと思ったけど、割といい意味で軽くてユルい読み物にはなってた。
プロパのライタさんなんかが書いてると、力入っちゃってちょっとイタめ。ブンガク周辺からは門外漢である人たちが、自分の専門に引き付けて、村上春樹をどう読んでるか、ってその虚心坦懐さ、素朴さの中に興趣がある。
この本を消費するために(ネタバレくらってもいいように)代表長編…『ダンス・ダンス・ダンス』『ねじまき鳥』を急いで読んだのだけど、別にそれほど突っ込んだ内容はなかったので、焦って読まなくてもよかったな。
評価はC。
- 作者: 別冊宝島編集部
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2004/09/29
- メディア: 文庫
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