ネタバレ注意。
完結巻。
やはりちょっと尻窄みの印象拭えず。さすがにサンダーボルトじゃ役者不足を自覚してか、雷神vs竜神の構図にしてみたり、ラストは時空を超えてみたりだけど、いずれも無理矢理な感じでアガらず。公彦くんが蚊帳の外になったままなのもとても可哀相。
パンツァーカバリエ戦以降、ハードSF的展開になってしまったのは作者らしいところでもあるけど、俺はもっと単純な活劇でよかったんじゃないかと思うわ。この巻のプロローグ/エピローグの展開なんかもよかっただけに。
評価はC。
- 作者: 山田正紀
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2000/11
- メディア: 文庫
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