"ROCK THE A.U.G. -dois-"

2013.8.16@名古屋クラブクアトロ
お盆のど真ん中にクアトロでイベント。このブログで夏っぽいエントリこれだけですよ!
では出演順に。
1.cinema staff
名古屋に住んでると名前聞くことも多く、気になってたバンド。
もっとポストロックに寄ってるかと思ったけど、想像以上に唄モノだった。9mmをもうちょっとソフトにした感じ…ってのは貶してるように聞こえるだろうし、残響所属って先入観は否めないところだけれど。
でも一曲も知らずに観てたけど、詞曲のまとまり、演奏のテンション、ステージでの華、いずれも感じられて、仕事遅刻で最初見逃したことを悔やむレベルではありました。
個人的には残響ってより、南山ってのがさもありなん。
2.LOST IN TIME
なんだかんだイベントでしか観てないロスト。
相変わらずアホほどエモい歌声で、また楽曲も佇まいもそうだけど、(あくまでもいい意味で)まったく洗練されない、愚直そのもののエモコア道。《歩き続ける30(サーティ)》*1とかって、普通なかなか歌えないべ。
入り「通り雨」とかクソ懐かしいと思ってたら2曲目でいきなり「列車」がきて、はやくもピーク来たと思ったけど、ラスト「希望」を筆頭に、初めての楽曲も素敵でした。欲を言えば「最後の一球」が欲しかったな…日大強いから観てるねん、今年。
3.eastern youth
六曲。短い。もっと欲しかった…。
セットは鉄板だったけど、特に後半の『旅路』三連打は熱気ムンムンかつ爽やかだった。この流れはなかなかワンマンじゃないよね。改めてのロック史上屈指の名盤、それにかつて魂を奪われた後輩たちと張り合うステージで、貫禄と切れ味とを見せつけるアクトでした。
セットリスト:1.街はふるさと 2.破戒無慙八月 3.矯正視力〇・六 4.泥濘に住む男 5.何処吹く風 6.夏の日の午後
4.THEラブ人間
唯一ほぼ前知識なしの大トリ。ヴァイオリンとキーボード含む5ピースで、多楽器編成好きとしては期待したのですが。
…なんか、中途半端な印象やったな。もっとフォークロックに特化するか、せっかく多彩な楽器隊を生かしていく方向に…などと無駄な老婆心も、アツくイースタンへの思い入れを語るvo.に和んだからで。
でもあのフロントマンの自我全開なのが、きっとバンドのキャラなんだろうな。

*1:「30」という曲。