笠井潔『疾風のヴァンパイヤー 九鬼鴻三郎の冒険2』講談社文庫

ネタバレ一応注意。
KGB工作員としての戦いを描く、都市ゲリラ的なピカレスク・アクションがメイン。
その枠内においては、まあそれなりに愉しめるというところ。本編の方でも、ロケーションの面白さって大きかったので、次の九竜城には期待できそうかな。つか俺が好きなの、九竜城。
まあこの巻までじゃあ尻切れトンボってか、分冊の上巻って感じ。
評価はC+。