ネタバレ注意。
ノンシリーズ短編集。
この前読んだのと一緒で、仕掛けやサプライズの機能性が低い。「五重像」「眠れない夜のために」「目撃者」と、かなりトリッキィな作品もあるけど、印象としてはそれでもなお。
しかしどっかで見た作品あるなあと思ってたら、『異人たちの館』の作中作だって。読んだの多分小六とかだよ。この(低い)クオリティの作中作を短編集に入れてしまうって面の皮以前に、この独特のヘンなダサさってよっぽど記銘性高かってんなあ、という変な感心。
評価はC−。
- 作者: 折原一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/02
- メディア: 文庫
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