『名探偵コナン 11人目のストライカー』

@109シネマズ名古屋
前作に引き続き、ゴールデンウィークの劇場版コナン鑑賞。
少なくとも個人的には、前作を遥かに凌駕して楽しめました。Jリーグ全面協力だけあって、Jサポとしてはニヤニヤしてしまう展開がそこかしこに。スタッフロールの映像には若干涙ぐんでしまったり。「雪の国立」なんて選手権フィーチャはいかにも日テレ制作だけれども。
相変わらず、トリックだのロジックだの整合性あるいは必然性はまったく期待できない*1し、コナンくんの活劇はたびたび失笑…ではなく微笑ましいし、犯人は狂人かつ人知を超えて圧倒的なテロ遂行能力を持つパブリック・エネミーなのですが、少なくとも犯人の動機に関してはヒューマンなドラマがあって救われたし、「11人目のストライカー」の含意とその展開*2はJサポなら胸を熱くすること請け合い、そこで遠藤やキングが果たす役割も、リスペクトに満ちて胸のすくものでした。棒読み丸出しのゲスト出演、こういう脚本・演出にしてくれて救われたね。でも遠藤・今野のお遊戯会に比べてキングの芝居はナチュラル…やはり役者が違うのか。
もしモンテディオが今年もJ1にいられたら、ザキさんも赤いリストバンド巻いてたかな…。

*1:でも一応アリバイトリックとして成立してはいたので、前作やテレビで見た過去作より評価し得ると思う。実はトリックじゃなくて逆に犯人特定のロジックとしてしか機能していないにせよ。

*2:前田、寿人、大久保、玉田と納得いくけれど、レッズは田中達也…? さらにセレッソは13番ぽかったけどジーニアス…?