eastern youth "極東最前線/巡業 〜すべってころんで夜の果てまでも〜"

2012.4.20@名古屋クラブクアトロ
東名阪クアトロ巡業。
新鮮で、とても嬉しいセットリストでした。「曇天と面影」とか「夜の追憶」とかセンチ系は個人的に好きだし、「鉛の塊」「故郷」の初期楽曲でニノさん*1のコーラスが多く聴けたのも嬉しいところ。「スローモーション」は季節感バッチリだったし、「尻を端折って〜」のミラーボール演出も新鮮だったし、「夏の日の午後」〜「故郷」〜「砂塵の彼方へ」の流れはアツすぎた。
セトリのレアさよりレアなハプニングもあって。アタマのカッコいいMC、吉野さんが噛んで苦笑い、でも始まったのが「DON QUIJOTE」だったのでむしろその破れかぶれがいい演出になっていたり。また「黒い太陽」の圧倒的なパフォーマンスに「凶器としてのギター」を見て戦慄していたら、「敗者復活の歌」においてその凶器が20年連れ添った真空管アンプを焼き切ってしまったり。でもそれも急遽取り替えたアンプで鳴らされたのが「男子畢生」で、これもまた、うまいこと転がるもんだよなあ、と。
冴えない諸々を引き摺りながら、それを燃料に鳴らされるイースタンのロックの、懐の深さを見た思いがしました。
どんだけ観ても、鉄板でかっこいいわ。
セットリスト:1.DON QUIJOTE 2.スローモーション 3.曇天と面影 4.黒い太陽 5.野良犬、走る 6.敗者復活の歌 7.男子畢生危機一髪 8.街はふるさと 9.鉛の塊 10.尻を端折ってひと踊り 11.夜の追憶 12.夏の日の午後 13.故郷 14.砂塵の彼方へ en.1 1.振り向くな 2.ドッコイ生キテル街ノ中 en.2 荒野に針路を取れ
中盤の曲順、ちょっと自信ないな。

*1:最近よく喋ってくれるけど、毎度どうしようもないMC(笑)。