羽海野チカ「3月のライオン 6」白泉社ジェッツコミックス

零くん大成長の6巻。
対蜂谷五段の時の攻撃的な心情描写もそうだけど、対山崎五段戦の迫力はちょっと凄いよね。攻撃性を成長と捉えていたら、さらにその先の世界があって、そこに至るための二階堂との絆も、chapter61ラストの抜群のネームを経て非常に説得的かつ感動的に描かれている。イジメのエピソードも引っ張りすぎだと若干思ったけど、この巻もラストまでに至れば、まあいいかな、不可欠だったかな、と思わされるだけの力がある。
でも、二階堂生きててよかったわ。表紙が表紙だったから心配しててん。零の新人王獲得後の病室のシーンは、ここまでこのマンガ読んできて一番嬉しいシーンだった。

3月のライオン 6 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 6 (ヤングアニマルコミックス)