荒木飛呂彦「STEEL BALL RUN 22」集英社ジャンプコミックス

巻題「ブレイク・マイ・ハート ブレイク・ユア・ハート」。
決着つくわけないと思ってはいたけれども、この延ばし方はどうなんだろ。「回転」から敷衍しての「爪」ACT4の能力は面白いと思うけど、若干レクイエムとカブってるように思うし、スタンドのデザインが絶望的にカッコ悪い。
…まあそれはいいや。でもこうやって「延ばした」ということは、「終わりのないのが終わり」の「その先」を描こうとしていると読めはするし。「オラオラ」とか「チュミミィン」とかのセルフパロディも、「メタ・ジョジョ」的な方向性を仄かに示すものなのかも、なんて深読みしてみたり。
でも結局、一番読んでて思うのは、作画が気に入らねえ。せっかくのクライマックスにラフスケッチにされても。承太郎vsディオの神作画よもう一度…ってこれ前も書いたな。

STEEL BALL RUN スティール・ボール・ラン 22 (ジャンプコミックス)

STEEL BALL RUN スティール・ボール・ラン 22 (ジャンプコミックス)