ネタバレ特になし。
昆虫ネタと精神医学のハイブリッド。言うなればバイオ・サイコ・スリラかな。梗概には「サイコサイエンス・ミステリ」なんて書いてあるけど。
キャラクタとストーリィに若干の薄さを感じさせますが、危惧していたよりは文章も安定していてリーダビリティも高め、また昆虫はともかく精神医学に関するディテールはさすが本職だけあって充実していて、愉しんで読むことはできました。
でも、それ以上のものではなかったのも事実。
なんか最近こんな感想ばっかりやな。前からそうだって? 南無。
評価はB−。
- 作者: 小笠原慧
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/08/25
- メディア: 文庫
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