toe ""For Long Tomorrow" release tour 2010"

2010.2.12@名古屋クラブクアトロ
表題の通り、『For Long Tomorrow』のリリース・ツアー。
ステージにも客を上げて、フロアに降りたバンドを取り囲む珍しい構成。照明もバンドを照らす暖色のスポットのみ。見慣れたクアトロがストイックな音楽空間に。
去年イベントを観たんだけど、その時とはバンドあるいはオーディエンスの集中力が段違いに高まっていたように感じられた。柏倉のドラムはもちろん、緻密で凝集されたギターリフとベースラインが、楽曲のハイライトで一気に爆発するように高まるプロセスはまさに圧巻のカタルシス。ダレるかなーと思ってたけど、アンコール三曲、ダブルアンコールまで含めて二時間強、愉悦の時間でございました。
楽しみにしていた「グッドバイ」、演奏止めた方がいいんじゃねーかと思うほどのマイクトラブルがあって、残念だなーと思ってたけど、それを取り戻そうとしてか、終結部のプレイは圧巻だった。このアウトロの柏倉には、まさにドラムの神が宿っていると思われました。結局このバンド、特にライヴにおいてはボーカル要らねーな、と当たり前の再認識。
あとバーカウンタの前で、演奏中もくだらねーこと大声で喋ってた男がいて煩かった。「家帰って襖開けて、こんな四人が演奏してたら酒進むよねー」とか。
面白いか? それ。
連れの人に「かなぁ」とか言って流されてたけどw
ああいう人たちは、何しにライヴに来てるんだろうな。