ネタバレ特になし。
元公務員の著者をして「貴族階級」と揶揄されるところの、その厚遇ぶりの暴露がメイン。カレンダースタイルはなかなかに効果的な構成。しかし事業仕分け云々以前の問題ですな。
しかし軽みたっぷりの揶揄に筆を任せている著者自身も、それに対して踏み込んだ言及・提言ができているわけでもなく、単に囃し立てているレベルの読み物にとどまってしまっているのはつまらない。まあそうしたオファーだったのかもしれませんが。
…でも、単純に羨ましくなってしまって困るw
評価はC。
- 作者: 若林亜紀
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2008/03/01
- メディア: 新書
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