もうね、素晴らしく面白いっす。
意外と早くやってきた椿の覚醒も、やっぱりおいしいとこもってく王子も、べらぼうにかっこいい。そして前巻に引き続き、名古屋のブラジルトリオ。特にカルロスが愛しいのだが、回想のグレミオに至るまでがいい味出しすぎ。このマンガでもやはり「金満」的な扱いをされる「名古屋」なのだけど、好感度抜群のこの三人(グレミオ入れたら四人)によってうまくやわらげられています。これからもこのマンガにおける外人キャラには期待大ですね…この先タツミはブラン政権下でコーチでもやるんちゃうかと思っているのだけど。
今回カントクの活躍の現場は「スカウティング」にあって、ちゃんと仕事してたし(「そこはあっさりなんだ…」にはワロタが)、構図とデフォルメで効果的に情報処理を行い、いざとなれば大ゴマと見開きでダイナミズムを演出する作画もいい仕事。完成度とテンションの両面で、非常に満足度の高い作品です。
完結まで絶賛し続ける気がするな。マジ面白い。読まなきゃ損だよ。
- 作者: ツジトモ,綱本将也
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/04/23
- メディア: コミック
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