ネタバレ注意。
意外と悪くないぢゃん…と思ってやや拍子抜け。まあややヌルさはあるし、*1どっかしらドラマ版に引き摺られてる印象があるのが気になるけど、*2特に「伝説の星」と「死に至る玩具」は違った書き味で読ませた。
表題作あたりはやはり偽善的に感じられてしまっていまいちだっだけど、それは単にミズカよりコモモのが遥かにかわいかったってだけかもしれない。てかこの一話に一人ヒロイン状況、寅さんみたいで厭なんだけど…《ここは池袋であって柴又じゃない》んじゃなかったのか。
でもあれだね、社会問題はいらねーわ。もっとパーソナルでいいと思う。
評価はB。
- 作者: 石田衣良
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/09/04
- メディア: 文庫
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