ネタバレ一応注意。
「トリック」が明かされた瞬間、そのあまりのくだらなさに思わず声をあげて笑ってしまった。アホか。
前作の残り滓でムリヤリ長編デッチ上げた感じ。「バカバカしさ」は鯨バカミスの大事な個性ではあるが、この作品ではそのチープさのみが印象に残った。「パラドックス」の薀蓄だってせいぜいゼノンレベル。もっといろいろ盛り込んで欲しかったっす。
作品の評価はC−。
- 作者: 鯨統一郎
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/01/21
- メディア: 新書
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